オペレーターの役割の作成

ADManager Plusには、オペレーターに割り当てられるデフォルトのオペレーターの役割がいくつかあります。必要であれば、新しい役割を作成することもできます。

新しい役割を割り当てることで、ユーザーが特定の管理権限内でActive Directoryタスクを実行できるようになります。管理者はカスタマイズしつつ新しい役割を作成し、その役割を任意のユーザーに割り当てます。

新しいオペレーターの役割の作成

新しいオペレーターの役割を作成する手順は以下のとおりです。

  1. 委任]タブをクリックします。
  2. オペレーターの委任]から[オペレーターの役割]を選択します。
  3. 役割の作成]をクリックして、新しいオペレーターの役割を作成します。また、既存の役割をコピーして新しい役割を作成することも可能です。
  4. オペレーターの役割の作成ページで、新しい役割の適切な名前と説明を入力します。
  5. 「AD管理」、「レポート」、「管理」、「Microsoft 365」、「バックアップ」の下に一覧表示されているタスクから、新しい役割に含めるタスクを選択します。
  6. 役割を持つオペレーターが複数変更機能やCSVインポートオプションを使用できないようにするには、「複数変更を拒否」または「CSVのインポートを却下」オプションを有効化します。
  7. 「ユーザーの作成」セクションには[ユーザー属性権限]オプションがあります。このオプションは、ユーザーの作成の役割を委任されたオペレーターが、ユーザーの作成時、特定の属性のみを編集できるようにする場合に用いられます。この場合、このオプションをクリックすると開かれる画面で目的の属性を選択します。同様に、オペレーターが、グループの作成時に編集できる権限や、連絡先の作成時に編集できる権限については、「グループ属性の特権」や「連絡先属性の資格」を使用し変更します。
  8. また、各タスクの横に「+」アイコンがある場合があります。このアイコンは、役割を委任されたオペレーターが編集できる属性や、新しい役割に含まれるタスクを詳細に設定する場合に用いられます。
  9. 保存]ボタンをクリックして、新しい役割を作成します。
       概要