ADManager Plus の展開シナリオ

ADManager Plusを組織のニーズに合わせて構築するには、次のリンク先にある情報をご参照ください。

SSL通信の設定

ADManager PlusのSSL通信の設定方法:

  • ADManager Plusにログオンします。
  • 管理」→「一般設定」カテゴリ→→「接続」を開きます。
  • SSL を使用する [https]」を選択します。
  • 設定を「保存」し、ADManager Plusサービスを再起動します。

メモ:SSL通信の有効化には、正しいSSL認証が必要です。

ADManager Plusを非武装地帯(DMZ)に配置

DMZにADManager Pusをインストールする場合、ポート番号 389(LDAPプロトコルとの通信)、135(RPCとの通信)とその他動的に割り当てられるポート番号をファイアウォールの例外として指定する必要があります。動的ポートの指定方法につきましてはこちらをご覧ください。

DMZにADManager Plusサーバをインストールして稼働させる場合、SSL通信の利用を強く推奨致しております。SSL通信の設定方法はこちらをご覧ください。

インターネットを経由したアクセスをファイアウォールの例外に登録する手順:

(1) ADManager Plusをローカル・エリア・ネットワークにインストールし、インターネットを介してアクセスが可能なURLを保持している場合、

  • ADManager Plusが稼働しているポートを開放します。デフォルトでは8080です。使用するポートは変更ができます。
DMZ

(2) ADManager PlusがDMZにインストールされている場合、以下のポートをファイアウォールの例外許可に登録します。

  • ポート 389番:LDAPプロトコル
  • ポート 135番:RPC
  • ファイアウォールで開放されている動的ポートを探索します。動的ポートはActive DirectoryとADManager Plusの通信に使用されます。
DMZ

ADManager Plusで使用されてるプロトコルとポートは以下のとおりです:

ADManager PlusはWindows ADSI(Active Directory Service Interfaces)を利用してActive Directoryと情報の共有を行います。 その通信において、ADManager Plusはディレクトリサービスの要求/編集をTCP/IPのLDAPプロトコル(ポート 389番)を使用して行います。

動的ポートの指定手順:

ADManager Plusは、動的ポートをいくつか使用します。そのすべての動的ポートにおいてファイアウォールの例外許可に登録する必要があります。 ファイアウォールから動的ポートを開放する手順:

  1. ドメインコントローラにおいて、管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行: portqry -n "<ドメインコントローラ名>" -e 135 -l resultPorts.txt RPCにおいて異なるポートを使用している場合、135を使用しているRPCポートの番号に置き換えます。
  2. 上記コマンドを実行後、'resultPorts.txt'を開きます。
  3. 'resultPorts.txt'において、「_tcp」文字列を検索します。(例: ncacn_ip_tcp:100.190.1.2[1142])
  4. [ ]内に記載してある値が開放する必要のあるポート番号となります。ファイアウオールで例外許可として登録してください。
       概要