Microsoft 365ライセンス削除の自動化
ADManager Plusの自動化機能を使用すると、単調なActive Directory管理タスクを自動化できます。 自動的にタスク実行が要求され、事前に指定した間隔でタスクが実行されます。
無効なユーザーアカウントのMicrosoft 365ライセンスはIT予算を圧迫します。
つまり、無効なアカウントの使用されないMicrosoft 365ライセンスは削除される必要があります。
通常、従業員が退職してもユーザーアカウントは削除されません。
ユーザーアカウントは無効にされ、別OUに移動されて、
プロフィールと連絡先情報へのアクセスを保つため30日間保持されます。
ADManager Plus自動化機能では、無効なユーザーアカウントに関連付けられているMicrosoft 365ライセンスを
定期的に（毎月、毎週、毎日等の間隔で）一括削除できます。
無効なユーザーアカウントに関連付けられているMicrosoft 365ライセンスを自動的に削除する手順は以下のとおりです。
- ［自動化］タブをクリックします。
- 左ペインから［自動化］を選択します。
- 既存の自動化すべてが詳細と共にページに表示されます。右上の［新しい自動化を作成する］をクリックし、新しい自動化を作成します。
- 「自動化名」に自動化名を入力します（例：「Microsoft 365ライセンスの削除」）。
- 必要であれば「説明」に説明を入力します （例：「無効なユーザーアカウントのMicrosoft 365ライセンスを削除する」）。
- 「自動化のカテゴリー」で「ユーザー自動化」を選択します。
- 「ドメインを選択」でドロップダウンを使用しドメイン名を指定します。
- 必要に応じOUを選択します。
- 「自動化タスク/ポリシー」で、「Microsoft 365タスク」→「Microsoft 365ライセンスを削除」と選択します。
- 「全ライセンス削除」を選択するか、ライセンスリストから削除するライセンスを選択します。
- 「レポートから」で、「無効なユーザー」レポートを選択します。
なお、レポートをプレビューするには、［レポート生成］をクリックします。
Microsoft 365ライセンスを削除するユーザーをさらに絞るには［条件の追加］をクリックします。 そして、ドロップダウンリストを使用し「OU名」「は」「（任意のOU名）」を入力してユーザーを絞り込みます。
- 「実行時間スケジュール」で、タスクを計画する間隔/時間を指定します。
- 必要に応じメールとSMSアラートの送信を有効にします。 有効にすると、自動化が実行された際に通知が送信されます。
- ［保存］をクリックし、自動化を保存します。