不使用ユーザー(活動のないユーザー)削除の自動化

使用事例1より少し複雑なシナリオがあるとします。
例えば、管理者が不使用ユーザを月末に別のOUに移動し、150日間保管後、削除するようなシナリオの場合です。

上記のようなタスクも、ADManager Plusで自動化できます。

タスクが連続している場合には、まず自動化ポリシーを設定し、自動化を適用します。

自動化ポリシーの設定手順:

  1. 自動化」タブをクリックします。
  2. 左パネルから「自動化ポリシー」を選択します。
  3. 「自動化ポリシー」ページにて作成した自動化ポリシーとその詳細が確認できます。新しい自動化を作成するには画面右にある「自動化ポリシーの作成」をクリックします。
  4. 上記条件を設定する手順:
    • 自動化ポリシー名:不使用ユーザー削除
    • 説明:過去一ヶ月間活動のないユーザの削除
    • 自動化のカテゴリ:タスクが実行されるActive Directory管理カテゴリを選択します。今回の場合、「ユーザーの自動化」を選択します。
    • ドメインを選択:ドロップダウンメニューよりタスク実行対象のドメイン名とOUを選択します。
    • インスタントタスク:最初に実行したいタスクをドロップダウンリストから選択します。 今回の場合は「ユーザーの移動」を選択します。
    • 連続するタスクの追加:直前のタスク実行後、何日後に次のタスクを実行したいかと設定し、実行したいタスクをドロップダウンメニュー選択します。 今回の場合、「直前のタスク実行から」を「150日後」に設定し、「ユーザーの削除」を選択します。
  5. 保存」をクリックします。
  6. 次に、自動化ポリシーを実行するため、自動化を設定します。

    自動化の設定手順

  7. 自動化」タブをクリックします。
  8. 左パネルから「自動化」を選択します。
  9. 「自動化スケジュール」ページにて作成した自動化とその詳細が確認できます。新しい自動化を作成するには画面右にある「自動化の作成」をクリックします。
  10. 上記条件の設定手順:
    • 自動化名:不使用ユーザーの削除
    • 説明: 長期間不使用だったユーザーの削除
    • 自動化のカテゴリ:タスクが実行されるActive Directory管理カテゴリを選択します。今回の場合、「ユーザーの自動化」を選択します。
    • ドメインを選択:ドロップダウンメニューよりドメイン名を選択します。
    • 自動化タスク/ポリシー:「タスクの選択」もしくは「自動化のポリシーの選択」より特定のタスクを選択をします。 今回は「自動化のポリシーの選択」より「不使用ユーザーの削除」を選択します。
    • レポートから:「活動のないユーザー」を選択します。
    • 実行スケジュール:毎月1日8時0分に設定します。
  11. 「保存」と「保存と実行」をクリックします。
  12. 一度自動化が設定、保存されると、不使用ユーザーは自動的に別のOUに移動され、翌月1日朝8時にスケジュールされた通りのタスクが実行されます。

    メモ:一度不使用ユーザーが別のOUに移動されると、移動後にユーザーのアクティブ/インアクティブに関わらず連続するタスクが実行されます。

    メモ:設定された自動化ポリシーは、自動化で選択されたドメイン、自動化カテゴリと同じ場合にのみ実行されます。
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