自動化の設定
ADManager PlusでActive Directoryタスクの自動化を設定するには、以下の手順をご覧ください。
ADManager Plusには、自動化の設定に役立つシンプルな組み込みテンプレートが用意されています。
- [自動化]タブをクリックします。
- 左ペインで[自動化]リンクをクリックします。
- 既存の自動化すべてが詳細と共に画面に表示されます。右上の[新しい自動化を作成する]をクリックします。
- 表示されるページで設定をします。
- 自動化名:自動化プロセスの名前を入力します。
- 説明:自動化プロセスの説明を加えます。
- 自動化のカテゴリー:実行するタスクのカテゴリーを選択します。
- ユーザー自動化:実行できるユーザー管理タスクは以下のとおりです。
分類 タスク ADタスク ユーザーの作成 ユーザー属性変更 テンプレートによるユーザー変更 パスワード変更 ユーザーのロック解除 ユーザーの無効化 ユーザーの有効化 ユーザー削除 カスタムスクリプト ユーザー移動 グループに追加 Lyncユーザーの有効化/無効化 グループから削除 ユーザーのメールボックスの無効化/削除 Exchangeアドレス一覧に表示しない ホームフォルダーを移動 メールボックスの作成 ユーザー写真の管理 ホームフォルダーの削除 Lyncユーザーの無効化 自動返信 アカウントに期限を設定する Lyncユーザーを削除する Microsoft 365タスク Microsoft 365ライセンスを割り当てる Microsoft 365ライセンスを削除 Microsoft 365ユーザーをブロック Microsoft 365ユーザーのブロックを解除 MFAを有効にする MFAを無効にする すべての Microsoft 365 グループからユーザーを削除する M365のExchangeアドレスリストから非表示 M365のExchangeアドレスリストにおいて表示 共有メールボックスに変換 訴訟ホールドを有効にする 訴訟ホールドを無効にする メールボックスアーカイブを有効化 メールボックスアーカイブを無効化成 メールボックスの自動返信 ユーザーをM365グループに追加する M365グループからユーザーを削除する フォルダアクセス許可 フォルダ許可を設定 フォルダ許可を削除 CSVを使ってフォルダ許可を一括設定 ファイルサーバーからすべての許可を削除 - コンピューター自動化:実行できるタスクは以下のとおりです。
分類 タスク ADタスク コンピューターの無効化 コンピューターの有効化 コンピューターの削除 コンピューターの移動 グループにコンピューターを追加 グループからコンピューターを除外 カスタムスクリプト コンピューターの管理者を変更 - グループ自動化:実行できるグループ管理タスクは以下のとおりです。
分類 タスク ADタスク グループの作成 グループ削除 グループの移動 グループにグループを追加 グループからグループを除外 Microsoft 365タスク グループをMicrosoft 365グループに追加 Microsoft 365グループを削除 フォルダアクセス許可 フォルダ許可を設定 フォルダ許可を削除 ファイルサーバーからすべての許可を削除 - 連絡先自動化:実行できるタスクは以下のとおりです。
分類 タスク ADタスク 連絡先の作成 連絡先の削除 連絡先を移動 グループに連絡先を追加 グループから連絡先を除外
- ユーザー自動化:実行できるユーザー管理タスクは以下のとおりです。
- ドメインを選択:タスクを実行するドメインとOUを選択します。なお、選んだOUから子OUを除外もできます。
- 自動化タスク/ポリシー:自動化ポリシーまたはタスクを選択をします。
- ワークフロープロセスの実施:本オプションをクリックした場合、タスクが半自動化され、開始したタスクは設定したワークフローで進められます。
- レポートから:タスクの実行対象となるオブジェクト/アカウントを指定するためレポートを選択します。
レポートを選択すると、[レポート生成]を使用し、選択したレポートをプレビューできます。
オブジェクトに対し同じ変更、同じ管理操作を複数回、実行しないためには、[この自動化の前回の実行によって変更されたオブジェクトを除外します。]を有効にします。
CSVを使用してデータをインポートするには、[オプションを表示する]をクリックします。 「CSVの場所」で、データ引き出し元となるCSVファイルを指定します(適宜こちらをご覧ください)。 - 実行スケジュール:タスク実行の時間と間隔を決定します。(例:タスク実行の時間を火曜日の1時(1週間間隔)に決定します。) 必要に応じて、自動化を毎時/毎日/毎週/毎月実行するか、必要なときに1回、実行するか選択できます。
- 通知:通知を有効にすると、自動化タスクの実行をユーザーに通知するメール/SMSを設定できます。 通知が有効の場合、ワークフローの実行通知/承認通知の代わりに、自動化で設定されたテンプレートが使用されます。
- [保存]をクリックし自動化を保存します。なお、[保存&実行]をクリックし、すぐに自動化を実行することができます。
注記:
- 既存の自動化すべてを表示するには、「スケジュールされた自動化」画面の右上の[戻る]をクリックします。
- 自動化に入力した時刻より前に、連続タスクを強制実行するオプション/削除するオプションもあります。 ワークフロー担当者は承認中またはレビュー中に、タスクに対して実行オプション/削除オプションをクリックします。
- 設定済み自動化のリストで[今すぐ実行]をクリックすると、いつでも自動化を実行できます。
監視を必要とする重要なタスクにはワークフローを設定できます(管理自動化機能)。
たとえば、ユーザーアカウントの無効化タスクの自動化実行には人事マネージャーの監視(承認)が必要な場合(※1)、人事マネージャーを承認者としてワークフローを設定できます。
これにより、自動化によってユーザーアカウントが無効化される過程では、人事マネージャーからの承認が必要になります。
※1:無効化に伴ってヘルプデスクへの問い合わせ増加が予想されるため