Zoho Peopleとの連携
ADManager PlusとZoho Peopleを連携すると、Zoho Peopleに入力されたユーザーの詳細に基づき、Active Directoryでユーザーを自動で作成できます。ユーザーの作成だけでなく、ユーザーアカウントの管理も連携によって可能になります。
ADManager PlusでのZoho Peopleの設定手順
- ADManager Plusにデフォルト管理者(admin)としてログインします。
- [自動化]タブ→[設定]の順にクリックします。
- サイドバーで[アプリケーション統合]を選択します。
- 「エンタープライズアプリケーション」配下で[Zoho People]を選択し、「サーバーの詳細」をクリックします。
- 「ZohoアカウントのURL」をフィールドに入力します。アカウントのURLについて、詳細はこちらです。
- 「クライアントID」と「クライアントシークレット」をフィールドに入力します。
Zohoアカウントでの「クライアントID」と「クライアントシークレット」取得方法
- ブラウザーでZohoアカウントページを開きます。詳細はこちらです。
- クライアントを追加します(「Server-Based Applications」を選択します)。
- 入力必須の情報を以下にならって入力します。
- Client Name:連携するクライアント名を入力します
例:ADManagerPlus - Homepage URL:プロトコル://ホスト:ポート
例:http://user-1234:8080 - Authorized Redirect URLs:プロトコル://ホスト:ポート/OAuthCode.do
例1:http://user-1234:8080/OAuthCode.do
例2:http://localhost:8080/OAuthCode.do)
- Client Name:連携するクライアント名を入力します
- 「CREATE」をクリックします。
- ホームページに移動し、上記手順で設定したクライアント名をクリックします。
- 「Client Secret」タブに移動し、「クライアントID(Client ID)」と「クライアントシークレット(Client Secret)」を取得します。
- 「Mapping Attribute」セクションは、連携しているアプリケーションの各フィールドを、対応するActive Directory属性にマップするものです(例:Zoho Peopleの「First Name」はActive Directory属性の「User Name」にマップします)。
- [保存]をクリックします。
メモ
「統合を有効にする」オプションは始めからオンになっています。 Zoho Peopleとの連携を無効にするには、オプションをオフにしてください。
トラブルシューティング
エラー:invalid_client
解決策:無効なクライアントIDもしくはクライアントシークレットが入力されているときのエラーです。クライアントIDとクライアントシークレットが正しいことを確認し、再度、試行してください。
エラー:invalid_client_secret
解決策:無効なクライアントシークレットが入力されているときのエラーです。クライアントシークレットが正しいことを確認して、再度、試行してください。
エラー:invalid_code
解決策:新しいアクセストークンを取得するためのリフレッシュトークンが、間違っているか取り消されているときのエラーです。アクセストークンをリフレッシュする前に、正しいリフレッシュトークンであるかを確認して、再度、試行してください。
エラー:invalid_redirect_uri
解決策:開発者コンソールで設定されたリダイレクトURIと、リクエスト中のリダイレクトURIに齟齬があるときのエラーです。リクエストに正しいリダイレクトURIを設定して、再度、試行してください。