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Zendesk設定

Zendeskは、ヘルプデスクとサービスデスク機能を提供する、クラウドベースのカスタマーサービスソリューションです。ADManager PlusとZendeskを連携することで、ヘルプデスクの技術担当者は、ユーザーの作成や削除、パスワードリセットなどの管理業務をZendesk上で実行できます。これにより、異なるプラットフォームに切り替える煩雑さが軽減されます。

メモ
ADManager PlusとZendeskの連携は、ADManager Plusのビルド7064以上で利用できます。

ADManager PlusのユーザーをZendeskと連携する手順

  1. ADManager Plusにログインします。
  2. ［管理］タブをクリックし、左のリストの［システム設定］配下で、［統合］を選択します。
  3. 表示される「連携の設定」の「ITSM/ヘルプデスクツール」カテゴリから、［Zendesk］をクリックします。
    メモ
    「統合を有効にする」のトグルボタンはデフォルトで有効になっています。Zendeskの連携を無効化する場合は、ボタンをオフにしてください。
  4. Zendeskにログインします。
  5. Zendesk Marketplaceから、ADManager Plusをダウンロードします。
  6. Zendesk上の「Installation」画面で、ロールとグループに基づいたADManger Plusへのアクセス制限を設定したうえ、［Install］をクリックします。
  7. インストールが完了したら、左ペインの［ADManager Plus］アイコンをクリックし、［Integrate Now!］ボタンをクリックします。
    zendesk-settings-01
  8. ページ上に表示される「Referrer URL」をコピーして、ADManager Plusを起動します。
  9. 上述の手順2、3同様に、「連携の設定」→「ITSM/ヘルプデスクツール」カテゴリから［Zendesk］をクリックし、表示される「参照先URL」フィールドに、手順5でコピーしたReferrer URLを入力し、「保存」をクリックします。
    zendesk-settings-02
  10. Zendeskに戻り、ウインドウ上で［Next］をクリックします。
  11. 「ADManager Plus' Server URL」のフィールドに、ADManager Plusを実行しているサーバーのURLを入力し、［Next］をクリックします。
  12. ADManger PlusオペレーターのAuthtokenを「Authtoken」フィールドに入力し、［Validate］をクリックして、ADManager Plusから関連付けるオペレーターを取得します。
    メモ
    オペレーターのAuthtokenは、ADManager Plusの「委任」→「設定」→「オペレーター用のAuthtoken」から確認できます。
  13. 「Technician」フィールドにADManager Plusオペレーターの詳細が自動的に入力された後、［Finish］をクリックします。
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  14. Zendeskの「ADManager Plus」配下にある［Associate Users］タブから、ADManger PlusオペレーターをZendeskに追加できます。［Associate Users］をクリックし、「ADManager Plus Technician Authtoken」フィールドにオペレーターのAuthtokenを入力したうえ、「Validate」をクリックします。オペレーターの詳細が自動的に入力されたら、「Save」をクリックします。
    メモ
    Authtokenを編集する場合は、「ADManager Plus Technician Authtoken」フィールド横にある［Edit］アイコンをクリックします。
    zendesk-settings-04
メモ
ADManager Plusとの接続を確立するためには、［Admin］→［Connection］→［Enable SSL Port［https］］からSSLを有効にしてください。

Zendesk内でのユーザー作成フォームのカスタマイズ

Zendesk内のユーザー作成フォームは、組織の要望に合うよう変更することができます。フィールドの追加や削除、フィールドの入力を必須または任意とするなどを数クリックで行えます。手順は以下の通りです。

  1. Zendeskにログインします。
  2. 左ペインの［ADManager Plus］をクリックします。
  3. ナビゲーションバー内の［Action］タブに移動します。
  4. 「Create User option」横にある［Edit］アイコンをクリックします。
  5. 「User Creation」フォーム内で、以下の設定を行います。
    • 一覧から、表示されたフィールドをZendeskのユーザー作成フォームに追加するには、［+］アイコンをクリックします。
    • フィールドを削除するには、フィールドにマウスオーバーし［x］をクリックします。
    • フィールドの入力を必須に設定するには、フィールドにマウスオーバーし［Set as Mandatory］をクリックします。
  6. ［Save］をクリックし、変更を反映します。
メモ
  1. ユーザー作成フォームのカスタマイズ機能は、ADManager Plusビルド7185以降と、Zendeskプラグインバージョン2.1以降を連携したインスタンスで利用可能です。
  2. ユーザー作成フィールドはテキストボックスで構成されており、technicianによる値の入力が必要です。
  3. ADManager Plusのユーザー作成テンプレートからも、フィールドを追加する、削除する、サイレント的にアクティブ化する、読み取り専用にすることができます。 そのため、Zendeskでのみ必要なフィールドは、Zendesk上で追加することを推奨します。
  4. Zendeskを通して行われるすべての管理アクションは、REST APIを利用します。REST APIコールはオペレーターライセンスの保有数に応じて利用制限があります。利用制限の詳細はこちらをご参照ください。

サポートされるアクション

  • ユーザー環境の展開、削除
  • ユーザーアカウントの有効化、無効化
  • パスワードリセット
  • ユーザーアカウントのロック解除
  • ユーザーアカウントの削除
       概要