ServiceDesk Plus設定
ServiceDesk Plusは、インシデント管理、資産管理、購買管理、契約管理、ナレッジベースなどを一つのパッケージに統合したヘルプデスク、資産管理ツールです。ServiceDesk Plusはリモートコンピューターにインストールが可能で、ADManager Plusと連携することで、ユーザー作成、削除、設定変更、有効化と無効化の設定、パスワードリセットなどのActive Directory管理をServiceDesk Plusで行うことができます。
ServiceDesk Plus設定の手順
- ADManager Plusにログインし[管理]タブに移動します。
- ページ内左のリストの[システム設定]配下の[統合]を選択します。
- 表示される「連携の設定」の「ITSM/ヘルプデスクツール」カテゴリから[ServiceDesk Plus]をクリックします。
- 表示される[ServiceDesk Plus]ページ内で下記の設定を行います。
- 「ホスト名」にServiceDesk Plusが実行されているサーバー名を入力します。
- 「ポート番号」に接続ポート番号を入力します。
- 「統合キー」にServiceDesk Plusポータルで発行した統合キーを入力します。
- 「プロトコル」で通信に利用するプロトロコルを選択します。HTTPとHTTPSのうち、ServiceDesk Plusで設定したものを選択します。
メモ
統合キーを生成する手順の詳細についてはこちらをご確認ください。 - Active DirectoryやMicrosoft Exchangeに関連する処理をServiceDesk Plusコンソールから行うため、チェックボックス「ServiceDesk Plusとの緊密な統合を可能にします。」をチェックします。
- [接続テスト&保存]をクリックすると、設定が保存され接続が確立します。
メモ
チェックボックスをチェックせず設定を保存した場合、接続設定は更新されますがActive DirectoryやMicrosoft Exchangeに関連する処理をServiceDesk Plusコンソールから行うことができません。
チェックボックスをチェックせず設定を保存した場合、接続設定は更新されますがActive DirectoryやMicrosoft Exchangeに関連する処理をServiceDesk Plusコンソールから行うことができません。
メモ
- セキュリティ上の理由により、ADManager Plusの組み込み管理者アカウントでのみ、ServiceDesk Plusとの連携を設定できます。
- ServiceDesk Plusを通して実行されるすべての管理処理にはREST APIが利用されます。APIコールはオぺレーターライセンスの保有数に応じて利用制限があります。利用制限の詳細はこちらをご参照ください。
サポートされる管理アクション
- ユーザー環境の展開
- ユーザーアカウントの有効化、無効化
- パスワードリセット
- ユーザーアカウントのロック解除
- ユーザー環境の削除
- グループへの追加
- グループからの削除
- 組織の変更
- 管理者の変更
- フォルダーアクセス許可の付与
- フォルダーアクセス許可の削除