データベースの設定
データベースのバックアップは、データ復旧対策として機能し、データ損失インシデントによる影響を軽減するのに役立ちます。
データベースのバックアップをスケジュール化することで、簡単にバックアップ自動化を実現できます。
バックアップのスケジュール化手順
- [管理]タブを開きます。
- 左ペインにて[一般設定]をクリックし、[データベースの設定]を開きます。
- 表示された「データベースバックアップ/コンフィグ」ページにて、[データベースのバックアップ]タブをクリックします。
- 「データベースのバックアップを予約する」にチェックを入れ、ADManager Plusのデータベースを指定した日時でバックアップする機能を有効化します。
- データベースのバックアップ頻度を選択します。
- 「バックアップ保存パス」フィールドにて、バックアップファイルを保存するローカルフォルダーまたは共有フォルダーを指定します。
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指定した共有フォルダーがバックアップの保存にアクセス権限を必要とする場合、「承認が必要です」にチェックを入れ、必要な資格情報を入力します。
- 共有フォルダーがワークグループコンピューターにある場合は、Active Directoryにて新規ドメインアカウントを作成します。この新規アカウントには、ワークグループコンピュータのローカルアカウントと同じユーザー名およびパスワードを設定する必要があります。作成した新規アカウントの資格情報を承認のために入力します。
- 指定したパスが間違っている、または指定したパスに到達できない場合、バックアップはデフォルトのバックアップフォルダー(インストールディレクトリ\Backup)に保存されます。
- 「バックアップファイルを保管する」フィールドのドロップダウンメニューより、バックアップファイルの保持期間を選択します。
- 「データベースのバックアップに失敗した場合に通知する」オプションを有効化すると、スケジューラーがバックアップに失敗した際に管理者へ通知します。
- [保存]をクリックして設定を保存します。
- [今すぐバックアップ]ボタンをクリックすると、すぐにデータベースのバックアップが開始されます。
- [データベースの構成]タブでは、構成されているデータベースの詳細を確認できます。
- Microsoft SQLデータベースが構成されている場合、バックアップデータは、デフォルトのデータベースバックアップ用のファイルパス(C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL. N\MSSQL\Backup、 「N」はサーバー番号)、 またはMicrosoft SQLサーバーの導入時にご自身が設定したデータベースバックアップ用のファイルパスへ保存されます。
- 外部のPostgreSQLデータベースを設定している場合、データベースバックアップ機能は使用できません。