概要
ADAudit Plusの「ADのバックアップと復元(バックアップ/リカバリー)」オプションは、Active Directory(AD)オブジェクトのバックアップおよび復元機能を提供し、誤った削除、変更、その他のインシデントから保護します。ADのバックアップと復元を有効にすると、以下のオブジェクトの変更をバックアップおよび復元できます。
- ユーザー
- コンピューター
- グループとグループメンバーシップ
- OU(組織単位)
- コンテナー
- 連絡先
- グループポリシーオブジェクトとGP-Link属性
- スキーマオブジェクト
- BitLockerキー
- Exchange属性
- カスタム属性
- DNS情報
ADAudit Plusの「ADのバックアップと復元(バックアップ/リカバリー)」オプションに関する、FAQを以下に記載します。
-
ADAudit Plusのライセンスには、ADのバックアップと復元機能が含まれていますか?
いいえ、含まれていません。ADのバックアップと復元機能を無制限で使用するには、オプションライセンス(バックアップ/リカバリー)を購入する必要があります。(ADAudit Plus 価格ページ)
-
ADAudit Plusのバックアップ/リカバリーオプションライセンスはどのようにライセンスを消費しますか?
バックアップする有効なADユーザーオブジェクトの数に基づいてライセンスが消費されます。例えば、500ユーザー用のオプションライセンスを購入した場合、500人の有効なADユーザーをバックアップできます。
-
ADグループやコンピューターのために別途ライセンスを購入する必要はありますか?
いいえ、必要ありません。バックアップ/リカバリーのオプションライセンスは、有効なユーザー数のみに基づいて消費されます。他のADオブジェクトに基づいて消費されることはありません。購入したオプションライセンスを使用して、ADグループ、コンピューター、およびその他のすべてのADオブジェクトもバックアップできます。
-
無効なユーザーはライセンスを消費しますか?
いいえ、消費しません。本オプションライセンスは、バックアップする有効なADユーザーの数に基づいて消費されます。なお、本オプションでは、無効なユーザーを含むすべてのADオブジェクトをバックアップできます。
-
オプションライセンスを購入していません。それでもADユーザーをバックアップできますか?
はい、すべてのADオブジェクトをバックアップできます。ただし、いくつかの制限があります。
次の操作は実行できません。- 増分バックアップを手動で実行する。
- 完全バックアップ(フルバックアップ)を実行する。
- オブジェクトの一括復元を実行する。
- 複数ドメインのバックアップを有効にする。
- バックアップ設定を編集する。
- 毎日バックアップを取得する(週次バックアップのみ実行可能)。