Powershell監査

ADAudit PlusのPowershell監査を利用することで、Powershellプロセスおよび実行コマンドの詳細を確認できます。

ADAudit Plusが監査できるPowershellのバージョンは以下のとおりです。

  1. PowerShell version 5.0
  2. PowerShell version 4.0

ADAudit Plusでの設定

監査対象サーバー 必要な設定内容
ドメインコントローラー ドメイン設定およびドメインコントローラー追加
Windowsサーバー Windowsサーバー追加

必要な監査ポリシー設定

自動で設定する場合

監査対象サーバー 設定方法
ドメインコントローラー 監査ポリシー自動設定(ドメインコントローラー)
Windowsサーバー 監査ポリシー自動設定(Windowsサーバー)

手動で設定する場合

モジュールログを有効にする手順

  1. グループポリシー管理コンソール(GPMC)を起動後、Default Domain Controllers Policy または ADAuditPlusMSPolicy (監査対象サーバーに適用しているグループポリシー)を右クリックし、編集をクリックします。
  2. 参照:

    監査対象サーバー グループポリシー
    ドメインコントローラー Default Domain Controllers Policy
    Windowsサーバー ADAuditPlusMSPolicy

  3. "コンピューターの構成" → "ポリシー" → "管理用テンプレート" → "Windows PowerShell" → "モジュールログを有効にする"をダブルクリック後、[有効]にチェックします。
  4. オプションタブにて、[表示...]をクリック後、値に"*"を入力することで、すべてのモジュールを監査対象とします。[OK]をクリックします。

スクリプトブロックログを有効にする手順

  1. "コンピューターの構成" → "ポリシー" → "管理用テンプレート" → "Windows PowerShell" → PowerShellスクリプトブロックのログ記録を有効にする"をダブルクリック後、[有効]にチェックします。

PowerShellログサイズを設定

PowerShellログのサイズを最大150MBに設定するため、以下の手順を実施します。

  1. "コンピューターの構成" → "基本設定" → "Windowsの設定" → "レジストリ"を右クリック → "新規作成" → "レジストリ項目"をクリックします。
  2. 項目[アクション]にて"更新"を選択 → 項目[ハイブ]にて"HKEY_LOCAL_MACHINE"を選択 → 項目[キーのパス]にて"SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WINEVT\Channels\Microsoft-Windows-PowerShell\Operational"を入力 → 項目[値の名前]にて"既定"のチェックを外し、"MaxSize"を入力 → 項目[値の種類]にて"REG_DWORD"を選択 → 項目[値のデータ]にて"153616384"を入力 → 項目[表記]にて"10進数"を選択
  3. [OK]をクリックします。