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Palo Altoポリシーの棚卸、Juniper SRX対応を強化!ログ受信性能も従来の3倍に マルチベンダー対応のトラフィックログ管理ツール「ManageEngine Firewall Analyzer 8.3」をリリース
2015年4月23日
ゾーホージャパン株式会社(代表取締役:迫 洋一郎、本社:横浜市)は、ファイアウォール・UTM(統合脅威管理装置)・プロキシサーバー向けのトラフィックログ管理ツール「ManageEngine Firewall Analyzer (マネージエンジン ファイアーウォールアナライザー 、以下、Firewall Analyzer)」の最新版「リリース8.3」の提供を、2015年4月23日に開始しました。
Firewall Analyzerは、ファイアウォール・UTM・プロキシサーバーのトラフィックログを一元管理するツールです。マルチベンダーのネットワーク機器のログに対応し、多彩なレポートを生成することで、トラフィック利用状況やセキュリティ脅威の可視化を支援します。
最新リリース8.3では、Palo Altoの未使用ルールレポートをサポートし、ポシリーの棚卸作業を効率化しました。この他、同機への変更管理もサポートしています。また、Juniper SRX向けのアプリケーションおよびセキュリティレポートのサポートを開始しました。ログの秒間最大受信性能も従来の3倍に増加し、3,000ログ/秒間までの解析を1サーバーで行えるようになりました(当社テスト環境での結果)。さらに、国別、アプリケーション別にアラートの設定や検索を行う機能も追加しました。
主な新機能および改良点
Firewall Analyzer 8.3 の主な新機能および改良点は、次の通りです。
新機能
- ポリシー/ルール最適化
- 異常ルールレポート(コリレーションルール、非表示ルール、冗長なルール)
- ルールのマージを推奨する機能
- ルールの削除を推奨する機能
※本レポートは英語での提供です。 - デバイスルールUIに次の機能を追加
- ポリシーの取得をTFTP・SCPで行なう機能
- ログインバナーのサポート - Juniper SRX向けにコンプライアンス(PCI-DSS,SANS,NIST,ISO,NERC-CIP)レポートのサポート
- Microsoft ISA向けにセキュリティレポートをサポート
- Netscreen(SSG)デバイス向けに「拒否したユーザー」のレポートを追加
- Palo Altoファイアウォール向けに変更管理および未使用ルールレポートのサポートを追加
- Juniper SRX向けにアプリケーションおよびセキュリティレポートをサポート
- 詳細検索用にトラフィックログをインデックス化する機能を追加
- ログの秒間最大受信数を改善し、最大 3,000ログ/秒間までの解析を1サーバーで行えるように性能を改善
- 国別、アプリケーション別にアラートの設定や検索を行う機能を追加
新規デバイスおよびログフォーマットのサポート
- iPrism
- Huawei
- BlueCoat Proxy SGOS 6.4.5.2
- Juniper-SRX - セキュリティおよびアプリケーションログ(仮想化対応)
- Watchguard XTM バージョン11.9
不具合修正
- 長さが2500文字以上のURLを取り扱えない不具合を修正
- Squid Proxyサーバー向けにユーザーグループ情報を取得するように機能を拡張
- Cisco機器でURL情報を表示できない不具合を修正
- Active Directoryからスケジュールでユーザー情報を取得できない不具合を修正
- Cisco機器で拒否したURLを表示してしまう不具合を修正
- Zywall ログフォーマットの不具合を修正
Firewall Analyzerについて
Firewall Analyzerは、ファイアウォールやUTM、プロキシサーバーから出力されるトラフィックログを解析し、単位時間あたりのトラフィック使用量やデータの宛先、使用プロトコル等のトラフィック情報、ネットワーク上で発生しているセキュリティインシデントに関する情報を、分かりやすいレポートで提供します。Cisco、Fortinet、Juniper、Palo Alto等のファイアウォールやUTMを始め、Squid、Blue Coat等のプロキシサーバーなど30以上のベンダーに対応しており、マルチベンダー機器で構成されるネットワークの一元管理を実現し、管理負荷を軽減します。価格は、年間12.2万円(ファイアウォール1台管理の場合)から。Firewall Analyzerは官公庁・自治体や幅広い業種の企業等、国内外5千の組織に採用されており、Best of Interop 2012 Awards(米国)でセキュリティカテゴリーのファイナリストに選ばれました。
ゾーホージャパン株式会社について
ゾーホージャパン株式会社は、ワールドワイドで事業を展開するZoho Corporation Pvt Ltdが開発/製造したネットワーク管理開発ツールや企業向けIT運用管理ツール、企業向けクラウドサービスを日本市場に提供すると同時に関連するサポート、コンサルティングなども提供しています。ネットワーク管理開発ツール「WebNMS」は、シスコシステムズ、エリクソン、アルカテル・ルーセント、モトローラなど世界2万5千社の有力企業で採用され、ネットワーク管理のOEM市場でデファクト・スタンダードとして認知されています。また、WebNMSのノウハウや経験を生かして開発された企業向けIT運用管理ツール群「ManageEngine」は、世界10万社を超える顧客実績を誇り、国内でも販売本数を伸ばしています。その他、業務改善/生産性向上を支援する企業向けクラウドサービス群「Zoho」は、世界で1300万人を超えるユーザーに利用されています。
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