SQL Anywhere監視

SQL Anywhereは、SAPのリレーショナルデータベースシステムです。小売店やレストラン、サテライトオフィス等、モバイルデバイスやITサポートが限られてしまう場所では帯域幅が狭くなることや、接続が断続的になることがあります。ピーク時のステータスとパフォーマンスを確保するために、SQL Anywhere監視ツールが有効です。Applications Managerは、データベースとIT環境を最小限のコストで監視/保守するのに役立つツールの1つです。

主要なパフォーマンスメトリックを表示

Applications ManagerのSQL Anywhere監視は、さまざまなパフォーマンスメトリックに関するデータを収集し、視覚的にもわかりやすく表示します。リソース消費、データベース領域、ファイルの詳細、接続の詳細、セッション統計などの情報を収集しデータベースパラメータを詳細に監視できます。

重要な監視項目

  • リソース使用量:合計サイズ、空きメモリと使用済みメモリ、ディスク読み込み速度、ディスク書き込み速度、接続数およびロック数などのリソースに関する詳細を監視することができます。

    SQL Anywhereの監視
  • データベースミラーリング:ミラーリングのモード、同期ステータス、パートナーとアービターの接続ステータスなどの詳細を提供します。

  • DB領域とファイルの詳細:データベース内のDB領域が使用するディスクとファイルの量をトレースします。

  • キャッシュの詳細: キャッシュの使用状況、ヒープ、固定キャッシュ、置換キャッシュ、ダーティキャッシュをグラフ化し、キャッシュの統計と使用状況を可視化できます。

    SQL Anywhereの監視
  • 接続とセッションの統計:接続の統計は、表形式とグラフ形式の両方で利用でき、一目で簡単に情報を確認することが可能です。接続リクエストとセッションリクエストをHTTP、HTTPS、およびスケジュールされていないリクエストに分割することで、サーバーの負荷を簡単に推測し、リクエストを効率的にスケジュールできます。これらの統計情報に加えて、ロックに関する情報も利用できます。これは、著しく遅延している際に解放されるロックを見つけるのに役立ちます。

    SQL Anywhereの監視

SQL Anywhereの監視のほか、Applications Managerは次のデータベースサーバーの監視もサポートしています。