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ゾーホージャパン、サーバー・ネットワーク統合監視ツール「ManageEngine
OpManager 8.8」
をリリース
- VMware監視機能の強化により仮想環境を一元管理-

2011年5月23日

 ゾーホージャパン株式会社(代表取締役:山下 義人、本社:横浜市)は、ネットワーク、システム、アプリケーションの統合監視ツール「ManageEngine OpManager (マネージエンジン オーピーマネージャー)」の機能を強化し、本日、最新版「リリース8.8」 の出荷を開始しました。

製品概要

 ManageEngine OpManager(以下、OpManager) は、最新の技術を採用したネットワーク監視機能によりコストパフォーマンスの高いネットワーク監視サービスを提供する、統合監視ツールです。ネットワークのみならず、システム、アプリケーションの監視も可能で、簡単に統合ネットワーク監視を実現することができます。さまざまな装置のインターフェース、ポート、サービス、リンクの状態を表示するマップ機能、豊富なグラフやレポート機能などにより、マルチベンダーで構成される複雑な企業内ネットワークの監視を一元化し、運用管理業務の負荷を軽減します。障害管理や性能管理など、ネットワーク監視に不可欠な機能を網羅したオールインワンのパッケージであり、かつ、インストールや初期設定、操作が容易で、すぐに利用開始できます。無料版/評価版の提供、導入しやすい年間ライセンスを含む多彩なライセンス体系、マニュアルなどの充実したドキュメント類などにより、全世界で70万の幅広いユーザーに利用されています。

 今回のリリース 8.8 では、仮想環境(VMware ESX)監視の機能を強化しました。これにより、昨今、急速に増加している仮想化されたサーバーが混在する企業ネットワークの監視においても、仮想環境と物理環境を一元的に監視することができ、運用管理業務の負荷を大幅に軽減します。また、ネットワークのトポロジーマップ自動作成機能を追加し、複雑化するネットワーク構成においても効率的な監視業務を実現します。さらに、ユーザーからの要望を元に、装置テンプレートのコピー、インターフェース監視、SNMPトラップ処理、ダウンタイムスケジューラ、ダッシュボードへの組み込みウィジェット、監視項目のしきい値条件の設定、フェイルオーバーでのメール通知などの数多くの機能を強化しており、一層利便性が向上しています。メールサーバーのSSL設定、Google Chromeブラウザー、Exchange Server 2010にも対応し、拡張性も向上しています。

主な新機能および改良点

 OpManager 8.8 で追加した主な新機能および改良点は、次のとおりです。

VMware APIを使用した監視機能により、VMware ESXサーバーやゲストOSを含む仮想環境と物理環境を一元的に監視することができます。VMware(ESX 3.5、ESX 3.5i、ESX 4.x、ESX 4.xi)に対応し、CPU、メモリー、ディスク、ネットワークなどのリソース監視や、しきい値の2重設定が可能です。監視画面を一新し、一覧表示やアラーム、レポートなど、よりグラフィカルで分かりやすくなっています。

  • 仮想環境(VMware ESX)の監視機能を強化 (オプション機能)
VMware ESX 監視画面 VMware ESX 監視画面

ルーターやスイッチ間の接続をマッピングしたトポロジーマップを自動作成します。ネットワーク上の装置を検出後、放射状ツリー型、ノードリンク型、風船ツリー型などのレイアウトで、レイヤー2/レイヤー3のネットワークのトポロジーマップを自動作成します。障害発生時も各装置のステータスは自動更新されるため、維持管理の手間が不要です。監視装置数の増加や複雑化した環境においても、ネットワーク構成を正確に把握することが可能です。

トポロジーマップ画面 トポロジーマップ画面
  • ネットワークのトポロジーマップ自動作成機能を追加
  • 装置の検出にて応答のない装置を登録する機能を追加
  • 装置テンプレートをコピーして保存する機能を追加
  • SNMPトラッププロセッサーにVarbind情報のマッチング機能を追加
  • ダウンタイムスケジューラに、月次のスケジュールや連続日数の設定機能、現在のステータスを表示する
    機能を追加
  • ダッシュボードへの組み込みウィジェットに表示期間の設定機能を追加
  • しきい値に不等号条件の設定機能を追加
  • フェイルオーバーにてメール通知する機能を強化
  • よりセキュアなアラーム通知を実現するため、メールサーバー設定にSSL機能を追加
  • WebクライアントとしてGoogle Chromeをサポート
  • Exchange Server 2010の監視をサポート (オプション機能)

機能概要

 OpManager の主な機能は、次のとおりです。

スイッチ、ルーター、ファイアウォールを検出し、ポートやインターフェースごとに、トラフィックやエラー、バッファーの状態など可用性を監視します。ポートに接続された装置をリスト化し、ユーザー独自ビューでインターフェースの状態を表示します。

重要なサーバーとエンドユーザー用のデスクトップを分類し、サーバーなど重要な機器をきめ細かく管理することができます。また、Windows イベントログ管理や Windows サービスの監視も可能です。

HTTP(S)、FTP、IMAP、LDAP、Telnet、MySQL、Exchange Server、SMTP、POP3、WebLogic などのTCPサービスや、SQL Server、Exchange Server などのアプリケーションを監視します。

グローバル URL やサーバー上の URL を監視し、応答がない場合、メールによる通知も可能です。

定期的なステータス監視により障害を発見し、障害の程度により色分けされたアラームを生成します。また、ネットワーク上で検知した障害をメール、RSSフィード、Twitterで通知することも可能です。

トラフィック、ディスクやメモリーの使用量、サービスの応答時間など、ハードウェアやソフトウェアの性能に関するデータを一定の周期で収集・計測し、レポートやグラフとして表示します。しきい値を設定することも可能です。

ライセンスと価格

 OpManager では、50~1000の監視対象(デバイス)数に基づくライセンスを用意しています。オプションライセンスにより様々な機能を追加することができます。

ライセンス監視対象数/追加機能年間ライセンス料金
(消費税別、
年間保守サポート付)
通常ライセンス料金
(消費税別、
初年度保守サポート付)
50デバイス ライセンス~50装置まで~¥68,000~¥204,000~
VMware監視機能(オプション)10VMwareホストまで~¥102,000~¥255,000~

動作環境

ハードウェアCPU Pentium 4 以上 / クロック数 3.4 GHz 以上 / メモリー 2GB 以上 / ハードディスク 40GB 以上
OSWindows (2003 Server / Server 2008) (32bit/64bit)
Linux (Red Hat Enterprise Linux 4/5.x) (32bit/64bit)
WebブラウザーInternet Explorer 7.0 以上
Firefox 2.0 以上
Chrome 4.0 以上

製品情報

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