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プレスリリース
企業内ネットワークのフローデータ解析によりキャパシティプランニングを支援
- ネットワークトラフィック解析ツール 「ManageEngine NetFlow Analyzer 9.0」
をリリース-
2011年5月10日
ゾーホージャパン株式会社(代表取締役:山下 義人、本社:横浜市)は、ネットワークトラフィック解析ツール「ManageEngine NetFlow Analyzer Professional Edition」 および 「同 Professional Plus Edition」 をエンハンスし、「リリース9.0」 として、出荷を開始しました。
製品概要
ManageEngine NetFlow Analyzer (以下、NetFlow Analyzer) は、Cisco NetFlow や sFlow テクノロジを利用して、ネットワークの帯域利用状況をリアルタイムで監視・分析するWebベースのネットワークトラフィック解析ツールです。様々なネットワーク機器のインターフェースを通過するトラフィックのフローデータを取得・解析して、どのアプリケーションまたは端末がネットワーク帯域を占有しているか、外部のどのようなホストと通信しているか、など帯域利用状況に関する詳細な情報を、グラフや表形式によるレポートにより分かりやすく提供します。これにより、ネットワークの混雑やダウン等の障害の事前検知やその原因究明、さらに、キャパシティプランニングやセキュリティ強化等の障害予防の適切な対策が容易になります。
今回のリリース 9.0 では、新たに、ユーザー要望に基づいた新機能を複数追加しています。キャパシティプランニングレポートに、トラフィック増加トップ10のアプリケーションレポートの表示機能および標準偏差データの表示機能を追加しました。これにより、ネットワークのトラフィック・トレンドの把握や予測、また、トラフィック増加の予測とその対策を容易にします。IP アドレスにサイト名を設定する機能や検索機能、アラートプロファイルの生成条件としてのIP アドレス指定機能を追加し、IPアドレスごとのトラフィック監視を支援します。本体価格は、旧リリースの8.6から据え置きです。
- ManageEngine NetFlow Analyzer 製品情報
- ManageEngine NetFlow Analyzer サポート対象機器情報
- ManageEngine NetFlow Analyzer 評価版ダウンロード
主な新機能および改良点
NetFlow Analyzer 9.0 で追加した主な新機能および改良点は、次のとおりです。
インターフェース単位やIP グループ単位で、帯域利用の平均値に対する標準偏差(ばらつき)を表示し、一定期間のトラフィック・トレンドの把握と予測が容易になります。
また、一定期間の平均使用量が著しく増加したアプリケーションをリストと円グラフで表示し、各アプリケーションの使用量がトラフィック全体に占める割合や必要な帯域幅などキャパシティプランニングに必要な情報を提供します。
- キャパシティプランニングレポートに、標準偏差データの表示や、トラフィック増加トップ10のアプリケ
ーションレポートの表示機能を追加
データベースとしてMS SQL Server (2000/2005/2008) を指定した場合に、ログイン時にRADIUSサー
バーを経由した認証が可能になります。保存データに関するセキュリティの強化を支援します。
- IPアドレスに新規サイト名を設定する機能を追加
- IP グループおよびIPアドレスの検索機能を追加
- アラートプロファイルの生成時に、条件としてIPアドレスを指定するオプション機能を追加
- 比較レポートおよびカスタムレポートのレポートプロファイルに対して、スケジューリング機能を追加
- 装置レポートで、装置および期間を選択するオプション機能を追加
- ダッシュボード「ネットワーク・スナップショット」にて、アラート発生数の多いインターフェース一覧
の表示機能を追加 - MS SQL Server 利用時にもRADIUSサーバー認証を行なうオプション機能を追加
機能概要
NetFlow Analyzer の主な機能は、次のとおりです。
NetFlowやsFlowのフローデータを解析し、帯域レポートを生成します。誰が、いつ、どの期間、どの程度、帯域を占有したかなどネットワークの帯域利用状況の把握が可能です。レポートを自動送信するスケジューリングも可能です。
トラフィック使用率のしきい値を設定することにより、しきい値を超えた場合に電子メールやSNMPトラップでアラートとして通知することができます。これにより、ネットワークのトラブルや過負荷などに迅速に対応することができます。
基本速度とボリュームについての単価を設定し、月次や四半期ごとの利用帯域ベースの課金用データを生成
することができます。請求期間での帯域利用状況のグラフを表示することも可能です。
- フローデータを利用した帯域利用状況の分析
- しきい値に基づくアラートの生成
- 複数ユーザーの管理とアクセス権限設定が可能
- MS SQL Server (2000/2005/2008) をバックグランド・データベースとして利用可能
- Cisco CBQoS(Class-Based Quality of Service)レポートによる機器のQoSポリシー評価
(Professional Plus Editionのみ) - NBAR(Network Based Application Recognition)レポートによるアプリケーション毎のサービス品質
管理 (同上) - 利用帯域ベースの課金用データの生成 (同上)
- キャパシティプランニングレポートをサポート (同上)
- ManageEngine NetFlow Analyzer 製品機能情報
各Edition の監視機器、対象、機能
NetFlow Analyzer には、異なる機能を実装した2つのEdition があります。
エディション | Professional Edition | Professional Plus Edition | |
---|---|---|---|
監視機器 | NetFlow(v5/v7/v9)、sFlow(v2/v4/v5)、J-Flow、IPFIX、NetStream | ||
対象 | 中小規模ネットワーク (論理インターフェース数 600以下) | ||
機能 | アプリケーション/ホストに基づくトラフィックレポートと、レポートのスケジューリング | ○ | ○ |
しきい値に基づくアラート | ○ | ○ | |
ユーザー権限の管理 | ○ | ○ | |
Cisco CBQoS レポート / NBAR レポート | × | ○ | |
利用帯域ベースの課金用データの生成 | × | ○ | |
キャパシティプランニングレポート | × | ○ |
ライセンスと価格
NetFlow Analyzer では、10~600の論理インターフェース数※に基づくライセンスパックを用意しています。
年間ライセンス料金(消費税別、年間保守サポート付き) | Professional Edition | Professional Plus Edition |
---|---|---|
10論理インターフェースパック~ | ¥102,000~ | ¥119,000~ |
※ 論理インターフェース数とは、フローエクスポートを有効化した物理ポートおよびVLAN の合計数で
す。ルーター数は無制限です。
動作環境
ハードウェア | CPU Pentium プロセッサー 以上 / クロック数 2.4 GHz 以上 / メモリー 1GB 以上 / ハードディスク 10GB 以上 |
---|---|
OS | Windows (Server 2003/2008+SP1以上、XP Professional、Vista、7) (32bit/64bit) |
Linux (Red Hat Enterprise Linux AS/ES/ 3/4/5) (32bit/64bit) | |
Webブラウザー | Internet Explorer 7.0 以上 |
Firefox 3.0 以上 |
製品情報
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